Microsoftは先日、サポート期間中のWindowsの各バージョンに対し2023年3月の月例更新プログラムの提供を行いました。アップデートは通常、セキュリティの修正がメインですが、Windows 11 22H2の更新プログラムは、「Moment 2」アップデートとしていくつかの新機能が導入されています。
新機能の影響のためか月例更新プログラム適用後に、NVMe SSDの速度が低下すると行った問題(Microsoftはまだ未確認)や、LSAが有効であるのにも関わらずオフになっていると誤ったメッセージが表示される問題(Microsoft確認)など、いくつかの不具合が報告されているなか、TPM 2.0が存在し有効になっているにもかかわらず、Windowsセキュリティに「利用可能なTPMがありません」と表示されるという問題も報告されています。
この問題は、「標準のハードウェアセキュリティはサポートされていません」と表示される問題によく似ており、繰り返し発生するようです。
Feedback Hub(以下のスクリーンショット)やRedditで多数の報告(1、2、3)が行われています。
その他、Windowsセキュリティアプリで、Windows Security Health Service(SecurityHealthService.exe)がクラッシュし続けるという指摘も行われており、Windowsセキュリティ(Windows Defender/Microsoft Defender)回りの不具合が多いようです。
[via Neowin]