Microsoftは6月18日(現地時間)、Windows 11 Version 23H2/22H2にフォトアプリが開けなくなる既知の問題が存在することを認めましたが、この問題に対する一時的な回避策が提供されています。
この不具合の内容は「2024年6月4日以降、WindowsストアでMicrosoft Photosアプリをアップデートした場合(バージョン2024.11050.29009.0以上)、アプリの起動に問題が発生する可能性
がある」というものです。特定のグループポリシー「管理者以外のユーザーによるパッケージ版Windowsアプリケーションのインストールを防止する」が有効になっている場合に発生する可能性が高いと説明されていました。
この問題に対する一時的な回避策が7月15日付けで提供されています。
以下の手順を実行します:
- 最新のWinAppSDKをダウンロードする。
- x64、x86、またはarm64と表示されたインストーラーをダウンロードすべきかわからない場合は、スタートメニューを開き、「システム情報」と入力してシステム情報ビューを開きく。表示された結果から「システム情報」を選択する。システム情報ウィンドウが表示されたら、ウィンドウの右側パネルにある「システムタイプ」フィールドに注目する。x64、x86、またはarm64ベースのシステムのいずれかを示すはず。
- windowsappruntimeinstall-x64.exeファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択。コマンドプロンプトウィンドウが開き、インストール中のテキストが表示される。このコマンドプロンプトウィンドウが表示されている間は何もする必要はなく、インストールが完了すると予告なく閉じる。
- IT管理者であれば、システムまたは管理者コンテキストを使用して、このインストーラを実行できる。パラメータ "-quiet" はこのインストーラ専用で、実行コマンドに追加することで、 ユーザがプロンプトと対話しないようにできる。このインストーラは、デバイスごとに一度だけ実行する必要がある(ユーザーごとではない)。
Microsoftは根本的な解決のための作業を続けています。