
2025年後半から2026年にかけて、Windows 11の市場シェアが明確に落ち込み始めています。
Statcounterのデータによると、Windows 11は2か月連続で大幅にシェアを減らして50%台前半まで後退。一方で、サポート終了したはずのWindows 10が再びシェアを伸ばすという異例の状況が起きています。さらに驚くべきことに、Windows 7まで微増しているというデータがあり、ユーザーのWindows 11離れが進んでいます
なぜWindows 11のシェアが現象しているのか、明確な理由は不明ですが、Windows Centralは以下ような要因をリストアップしています。
信頼性の低下
2026年初頭のPatch Tuesdayで発生した一連の不具合の影響は深刻でした。メモ帳やSnipping Toolといった基本アプリが起動しなくなるという問題や、PCがシャットダウンできないという問題が報告され、アップデート後に起動不能になるケースも報告されています。
直接的な不具合ではないものの、MicrosoftがBitLockerの鍵をFBIに提供する可能性があるという報道も、ユーザーの不信感を増幅ししています。
広告とAI推しへの反発
Windows 11はOS内部の広告(Microsoftの自社製品・サービスへの誘導)や AI機能の押し付けが増え、「自分のPCが Microsoftの広告塔になっている」という不満が広がっていると推測されています。
ハードウェア要件の厳しさ
元々Windows 11はTPMやセキュアブート、CPUの世代といったハードウェア要件が厳しくなったことが大きな批判を招いていました。初代Surface StudioでさえWindows 11にアップグレードできないといった要件の設定が依然として高いハードルになっています。
インフルエンサーによる批判の拡散
YouTuber Dave2Dの「Windowsは新しいラップトップを台無しにしている」という動画が話題になるなど、インフルエンサーによる批判が拡散していることも原因にあげられています。
SNSでも「Microslop」という揶揄がトレンド入りし、ネガティブな空気が広がっています。
Windows 11失速の原因はひとつではない?
Windows 11の失速の原因は、単一ではなく、多発する不具合による信頼性の低下や、広告・AIの押し付け、ハードウェア要件の厳格化などさまざまな要因が積み重なっているのかもしれません。
Windows 10のサポートが終了し、Windows 11への全面的な移行が起こると予想されているなかの異常事態だといえそうです。
