Microsoftは先日、Windows 11の最新の機能アップデート「Windows 11 Version 23H2」をリリースしました。
23H2のISOファイルは約6.24GBで、Windows 10 22H2と比較すると約7.586%大きくなっていることになります。これだけだと、たいした増加には思えませんが、Windows 10の初期バージョンが4GB以下だったことを考えると大きな違いが存在することなります。
WindowsのISOファイルのサイズは着実に増大していて、例えば、Windows 10 Version 1703(Creators Update)は4GB以下だったのに対し、Windows 10 22H2は5.8GB、Windows 11 23H2は6.24GBに達しています。
Windows 10からWindows 11でサイズが増えるのは仕方がないようにも思えますが、Windows 10や
Windows 11でそれぞれ機能アップデートが行われることにサイズが増えているのです。
Windows 11のISOファイルサイズは以下の通りです。
- Windows 11 21H2 English (all editions) 64-bit – 5.7GB
- Windows 11 22H2 English (all editions) 64-bit – 5.8GB
- Windows 11 23H2 English (all editions) 64-bit – 6.24GB
Windows 11 23H2のサイズ増加の原因としては、WinSDKによって構築された新しいファイルエクスプローラーの導入や、設定アプリの刷新など、Windows 11に次々と導入されている新機能が原因だろうと予想されています。
Microsoftは、最近になって「映画とテレビ」「マップ」などの一部のアプリをWindows 11に標準で組み込まないという変更をプレビュービルドで行いました。し、あし、全体的なサイズの増大を抑えるには程遠い状況で、今後もISOファイルのサイズが増えていく傾向は変わらないことになりそうです。
[via Windows Latest]