Microsoftの次世代オペレーティングシステム「Windows 11」では、タスクバーの改良が行われ、スタートボタンやその他さまざまな種類のアイコンが画面の中央に配置されるようになっています。
これまでのWindowsに馴染んだユーザーにとって混乱を招きかねない変更ですが、MicrosoftはWindows 11の生産性の向上させるためのものだと変更の理由を以下のように説明しています。
We’ve simplified the design and user experience to empower your productivity and inspire your creativity. It’s modern, fresh, clean and beautiful. From the new Start button and taskbar to each sound, font and icon, everything was done intentionally to put you in control and bring a sense of calm and ease. We put Start at the center and made it easier to quickly find what you need. Start utilizes the power of the cloud and Microsoft 365 to show you your recent files no matter what platform or device you were viewing them on earlier, even if it was on an Android or iOS device
生産性を高め、創造性を刺激するために、デザインとユーザーエクスペリエンスをシンプルにしました。モダンでフレッシュ、クリーンで美しいデザインです。新しいスタートボタンやタスクバーから、サウンド、フォント、アイコンに至るまで、すべてが意図的に作られており、お客様をコントロールし、落ち着きと安心感をもたらすようになっています。スタートを中心に配置し、必要なものをすぐに見つけられるようにしました。Startは、クラウドとMicrosoft 365の力を利用して、AndroidやiOSデバイスなど、以前にどのようなプラットフォームやデバイスで閲覧していたとしても、最近のファイルを表示します。
このようにMicrosoftが自信を持って改良しているWindows 11のタスクバーですが、コンセプトクリエイターEhsan Vaeghi氏は、このタスクバーをさらにモダン化したコンセプトをRedditにて公開しています(Softpedia)。
同氏の提案するタスクバーは、スタートボタン、各種アイコン、通知領域という複数のパーツに分割されているのが特徴です。柔軟性が感じられる親しみやすいデザインですが、アイコンとセパレータの間のスペースがかなり大きく取られているため、実用性では疑問が感じられる部分も存在します。MicrosoftがWindows 11のタスクバーをすぐにこのように変更する可能性はなさそうですが、アイデアを取り入れたサードパーティ製ツールが公開される可能性は残されているかもしれません。