Microsoftは、Windows 11でスタートメニューやタスクバーの外観や機能を大幅に変更しました。
モダンなインターフェイスが採用された反面、Windows 10で利用可能だったタスクバーへのドラッグ&ドロップ機能や、アプリピン留め機能が使えなくなるど、機能面では退化した部分もありましたが、その状況もようやく変わることになりそうです。
Windows 11のタスクバー関連の改良が今後数週間以内にプレビュー版として公開され、Widnows 22H2(Sun Valley 2)で一般公開されると見込まれているからです。
Windows Latestによると、タスクバーの改良点の一つ目はドラッグ&ドロップのサポートです。Windows 10と同様に、ファイルをタスクバーにドラッグして、別のアプリでファイルを開くことができるようになるほか、タスクバーにショートカットをピン留めすることも可能となるとのことです。
2つめは新しい「オーバーフローメニュー」の導入で、これはアプリをたくさん開いているときに実行中のアプリを見つけやすくする機能とされています。オーバーフローメニューの仕様ははっきりしないものの、最終的にはタスクバーのサイズ変更機能が復活する可能性もあるそうです。
3つ目の大きな変更点は、マルチモニター構成のサポート強化で、他のモニタのタスクバーに時計や日付を表示できるようになる見込みです。
また、タスクバーに天気予報表示することができる機能が追加される計画もあり、この変更に限ってはSun Valley 2以外でも配信される可能性があるそうです。Sun Valley 2はWindows 11のメジャーアップデートとして今年の秋に公開される予定です。