Microsoft、開発用のWindows 11仮想マシンの一部の提供を停止

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Microsoftは、開発者向けにWindows 11仮想マシンを無償で提供しています。

今回、公式サイトが更新され、VMwareとParallels向けの仮想マシンの提供が技術的な問題のため7月15日以降一時的に停止することがわかりました(Neowin)。

Microsoftは次のような案内を掲載しています。

Due to ongoing technical issues, downloads for VMWare and Parallels will be temporarily unavailable starting July 15, 2024.

技術的な問題が続いているため、VMWareとParallels のダウンロードは 2024年7月15日から一時的に利用できなくなります。

Windows仮想マシンには4つの種類が存在し、現在のところVMware、Hyper-V Gen 2、Parallels Desktop、VirtualBox向けのファイルがダウンロードできます。Microsoftはほぼ毎月仮想マシンをアップデートしていますが、6月の更新はスキップされ、仮想マシンはVersion 2404のままになっています。

Version 2404の使用期限は2024年7月15日に設定されていて、2024年7月15日を過ぎると、アクティベーションプロンプトが表示されます。Windows仮想マシンはプロダクションキーでアクティベートできないため、既存のユーザーは、他の仮想化ソフトウェアに乗り換えるしかありません。

なお、Microsoftは最近、ARM搭載Mac上でWindows 11を実行する際の問題を確認しています。Parallels上でWindows 11を実行している場合に、「2024-05 Cumulative Update for Windows 11 Version 23H2 for ARM64-based Systems(KB5037853)Installation Error-0x800f0845」というメッセージが表示されるこという問題です。

公式のWindows 11仮想マシンは、Microsoftの公式ウェブサイトからダウンロードすることができます。各仮想マシンには、Windows 11 Enterprise、Visual Studio、Windows Subsystem for Linux、ターミナル、開発者モードなど、Windowsアプリを作成するための開発ツール一式が含まれています。

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