Windows 11のGPU問題を解決する最終兵器「Win + Ctrl + Shift + B」の仕組みとは

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Windowsには、グラフィックスの問題を解決するあまり知られていないショートカットキー「Win + Ctrl + Shift + B」が存在します。

Microsoftは、「デバイスで黒または空白の画面が表示される」場合に実行できるショートカットキーだと案内していますが、内部的に何が行われているかの詳細は説明されていません。

今回、Windows Latestは、このショートカットキーは、グラフィックドライバを再起動したりリセットしたりするものではなく、ハードウェアアクセラレーションを使用してグラフィックスをレンダリングするDWM(Desktop Window Manager)の割り当てを再作成することで、潜在的な「ブラックスクリーン問題」を修正することができる機能だと説明しています。

正常なシステム上でこのショートカットキーを押すと、デスクトップが一瞬黒くなり、ビープ音が鳴ることもあります。デスクトップのサーフェイスバッファが破棄され、Desktop Window Manager(DWM)に対して、再作成が促されます。ドライバがリセットされることがあるものの、これは意図した動作ではなく副作用です。

Redditで、元MicrosoftエンジニアのSurfaceDockGuy氏は、ブラック・スクリーン中にWin + Ctrl + Shift + Bを押すと、dispdiag circularログの一部が保存され、テレメトリーを通じてアップロードするデータを準備するよう、システムにシグナルを送信すると説明しています。

この機能は画面に何も表示されていない場合の診断に役立てるために追加され(ショートカットキーに含まれる"B"は"Black Screen"を意味しているようです)、ブラックスクリーン状態にないときに実行しても役には立たずノイズになるだけだとのことです。

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