Fast Companyの技術エディターHarry McCracken氏が、Windows 3.1をiPadにインストールする方法を発見し注目を集めています(9to5Mac)。「iDOS」と呼ばれるアプリを使用する方法で、具体的な手順はHow To Geekにステップバイステップ形式でまとめられています。
iDOSは、iPhoneやiPadで古いDOSゲームを動かすためのアプリです。本来Windowsを動かすためのものではないのですが、手順に従えば簡単にWindows 3.1をインストールすることができる模様。
おおまかな手順は以下の通りです。
- 「iDOS 2」をApp Storeから610円で購入。
- Windows 3.1の正規コピーを入手。
- iPadのファイルアプリにWindows 3.1のファイルを転送。
- iDOSからWindows 3.1のファイルを読み込みOSをインストールする
詳細はBenj Edwards氏のガイドで確認可能です。Benj氏はまた、Internet Archiveを使ってWindows 3.1用のソフトウェアを入手する方法も説明しています。
iPadやiPhoneでは従来のウィンドウシステムが使用することができません。iPad上のWindows 3.1でウィンドウ環境がどのように機能するか確認できるのも興味深い点といえそうです。なお「iDOS 2」が販売停止になる可能性も示唆されており、購入するなら早いほうがよいかもしれません。