Microsoftは2015年、Windows 10のリリースに際して「Windows 10への無償アップグレード」キャンペーンを実施しました。キャンペーンはWindows 7/8.1からWindows 10へ、1年間限定で無償アップグレードできるというものでしたが、2023年4月の段階でもアップグレードが可能で、さらにWindows 11へのアップグレード(インストール)が可能な事が確認されていました。
しかし今回、このアップグレードがついに不可能となり、古いWindowsのプロダクトキーを利用してWindows 11をアクティベートすることができなくなった事がわかりました(Neowin)。
MicrosoftはDevice Partner Centerで、以下のようなメッセージを公開しています。
Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade
Microsoft's free upgrade offer for Windows 10 / 11 ended July 29, 2016. The installation path to obtain the Windows 7 / 8 free upgrade is now removed as well. Upgrades to Windows 11 from Windows 10 are still free.
MicrosoftによるWindows 10/11への無償アップグレードオファーは2016年7月29日に終了しました。Windows 7 / 8の無償アップグレードを入手するためのインストールパスも削除されました。Windows 10からWindows 11へのアップグレードは引き続き無料です。
Windows 7/8からWindows 10/11への無償アップグレードは2016年7月29日に終了しており、Windows 10からWindows 11へのアップグレードは引き続き無料とのこと。古い情報のように思えますが作成日は2023年9月20日と最近の日付になっています。
なお、Neowinが確認してみたところ、Windows 7と8のキーを使って、Windows 11 Version 22H2をアクティベートすることはできるものの、新しいリリース(最新のWindows 11 Canaryビルド)ではキーが拒否されたとのこと。Thurrottのテストでは、MSDN/TechNETのライセンスキーも影響をうけ、Canaryビルドではアップグレード不可能となっている事がわかったそうです。