Microsoftは2020年1月14日にWindows 7のサポートを終了し、その後、企業や組織向けに有償の拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)を提供しています。
ESUは2020年1月14日から最大で3年間提供される予定ですが、このサポート期間がさらに3年延長され、合計で6年間になる可能性があるとgHacksが指摘しています。
Windows 7用の2022年7月のセキュリティ更新プログラムKB5015861(マンスリーロールアップ)とKB5015862(セキュリティオンリーアップデート)には、ESUをさらに延長するために必要となるライセンスとキーが含まれているとされ、これが本当ならば2回目の延長によって2026年1月までWindows 7のサポートが(有償で)継続するということになります。
ESUでサポート対象となるWindows 7のエディションは以下の通りです。
- Windows 7 SP1 Enterprise
- Windows 7 SP1 Pro
- Windows Server 2008 R2
- Windows Embedded Standard 7
- Windows Embedded POS Ready 7
Microsoftは現在、Windows 7 ESUの延長に関して肯定も否定もしていませんが、Windows 7がデスクトップOS市場でいまだにかなりのシェアを占めている事から考えると(Statcounterでは11.54%)、ありえない話ではないかもしれません。
なお、Windows 8.1のシェアはStatcounterによると3%未満とごく少なく、Microsoftは、Windows 8.1に対してはESUを提供しないことを発表しました。