Microsoftが先日公開したWindows 10用の月例アップデートのほぼ全てのバージョンには、元号を含む日付文字列の解析に失敗する場合があるという不具合が存在することが知られていますが、同様の不具合がWindows 7用の月例品質ロールアップKB4486563にも含まれていることがわかりました(Neowin)。
現在KB4486563の既知の不具合に以下のような項目が追加されています。
症状は「この更新をインストールした後に、日本の元号名の最初の文字が省略形として認識されず、日付解析問題を引き起こす可能性があります」というもので、対処方法としてレジストリ値を以下のように変更する方法が案内されています(Windows 10と同じ)。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras] "1868 01 01"="明治_明_Meiji_M" "1912 07 30"="大正_大_Taisho_T" "1926 12 25"="昭和_昭_Showa_S" "1989 01 08"="平成_平_Heisei_H"
なおWindows 8.1用の月例品質ロールアップKB4487000にはこの不具合は掲載されていません(記事執筆時)。