Valveが運営するゲーム配信プラットフォームSteamでは、ユーザーが使用しているハードウェアやソフトウェアに関するさまざまな情報が公開されています。
今回2019年11月期のレポートが公開され、サポート期間の終了が来年の1月に迫りつつあるWindows 7のシェアがここにきて上昇していることがわかりました(Softpedia)。
圧倒的シェアを誇るWindowsは全体のシェアを0.26%と僅かに増やしていますが、内訳を見ると、トップのWindows 10 64bitが-2.00%となっているのに対し、2位のWindows 7 64bitが+2.43%となっています。11月にWindows 7のシェアが増えた理由は不明であるものの、Windows 7からWindows 10への移行が想定以上に時間が必要であることを示す兆候といえるかもしれません。
その他、macOSのシェアは2.92%、Linuxのシェアは0.81%にそれぞれ低下し、Steamユーザーの中では圧倒的な少数派となっています。
Microsoftは、Windows 7の一般向けサポートを2020年1月14日に終了しますが、企業や組織向けには有料の拡張セキュリティ更新プログラムを最長で3年提供する予定です。