Microsoftは本日、月例更新の一環としてWindows 8.1、Windows 7などに対し、月例品質ロールアップとセキュリティオンリーアップデートを公開しました。Windows 7用の更新プログラムは有償サポートを契約しているユーザーのみの提供となっています。
公開された月例品質ロールアップは以下の通りです(括弧内はセキュリティオンリーアップデート)。
- Windows 8.1/Windows Server 2012 R2: KB5003671(KB5003681)
- Windows 7 SP1/Widnows 2008 R2 SP1: KB5003667(KB5003694)
- Windows Server 2012: KB5003697(KB5003696)
更新プログラムは、Windows UpdateまたはMicrosoft Updateカタログを利用してインストールすることが可能で、それぞれの変更点は以下の通りとなっています。
June 8, 2021—KB5003671 (Monthly Rollup)
Windows 8.1/Windows Server 2012 R2用の月例品質ロールアップKB5003671では、Widnows App PlatformとFrameworks、Windows Cloud Infrastructure、Windows Authenticationなどの各種Windowsコンポーネントのセキュリティ更新が行われています。
Security updates to Windows App Platform and Frameworks, Windows Cloud Infrastructure, Windows Authentication, Windows Fundamentals, Windows Storage and Filesystems, Windows HTML Platform, and Microsoft Scripting Engine.
更新プログラムには以下の1件の既知の不具合が存在します。
- 特定の操作をクラスター共有ボリューム上のファイルやフォルダーに対して実行すると「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)」が発生する。
回避策はKBページでご確認ください。
Windows UpdateやMicrosoft Update、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services (WSUS)などを利用してインストールすることができます。
June 8, 2021—KB5003667 (Monthly Rollup)
Windows 7 SP1/Widnows 2008 R2 SP1用の月例品質ロールアップKB5003667では、Widnows App PlatformとFrameworks、Windows Cloud Infrastructure、Windows Authenticationなどの各種Windowsコンポーネントのセキュリティ更新が行われています。
Security updates to Windows App Platform and Frameworks, Windows Cloud Infrastructure, Windows Authentication, Windows Fundamentals, Windows Remote Desktop, Windows Storage and Filesystems, Windows HTML Platform, and Microsoft Scripting Engine.
更新プログラムには以下3件の既知の不具合が存在します。
- 更新プログラムまたはこれ以降の更新プログラムをインストールすると、SQL Server 2005への接続に失敗することがある。
- 更新プログラムをインストールしてデバイスを再起動すると「Windows更新プログラムの設定に失敗しました」というエラーが表示されることがある。
- 特定の操作をクラスター共有ボリューム上のファイルやフォルダーに対して実行すると「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)」が発生する。
回避策はKBページでご確認ください。
Windows UpdateやMicrosoft Update、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services (WSUS)などを利用してインストールすることができます。