Microsoftが1995年に発表したオペレーティングシステム「Windows 95」。搭載されているメールアプリの新たなイースターエッグが今になって見つかったことがわかりました(MSPoweruser)。
WindowsハッカーAlbacore氏はWindows 95の内部を調べ、IE4のインターネットメールアプリにこれまで知られていなかったイースターエッグを発見しています。
It's never too late to find easter eggs. Happened to notice what looks like a never before seen easter egg in Windows 95's / IE4's Internet Mail. You have to open its About window, select one of the files, and type MORTIMER. Names of the program's developers will start scrolling. pic.twitter.com/13ZCdCyBUg
— Albacore (@thebookisclosed) March 26, 2021
アプリの「バージョン情報」画面を開き、ファイルを選択して「Mortimer」と入力すると、そのアプリに携わった開発者の名前が一覧表示されるスクロールウィンドウが表示されるとのことです。なお、このイースターエッグは、WikipediaのWindows95イースターエッグのリストには載っていない模様です。
コンピュータのソフトウェアに本来の機能や目的とは無関係のメッセージや画面を埋め込むイースターエッグ。最近は廃れてきていますが、在りし日のコンピューターソフトウェア文化に思いをはせることができる発見といえそうです。