Webブラウザ上でWindows 95風のユーザーインターフェースを再現した「Windows 96」

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Microsoftが1995年に発売した「Windows 95」は、完成度の高いGUIをPCで利用できる最初期のOSとして大きな人気を集めました。本日紹介する「Windows 96」は、このWindows 95風のユーザーインターフェイスをWeb技術で再現するプロジェクトです。

二人組のチームSys36(ctrlz、ziad87)によって開発されていて、同様のプロジェクト「Windows 93」にインスパイアされて作成されたとのことです(ただしクローンではないそうです)。

今のところパロディOSとしての意味合いが強いものの、使いやすさや実用性を向上させるための取り組みも行われていて、OS全体をWebページに収めることができる最新のブラウザの能力を示していると説明されています。

以下実際に使ってみた様子を紹介したいと思います。

目次

Windows 96を使ってみた

Windows 96を使用するには公式サイトをChromeなどのWebブラウザで開きます。

Wiki

▲プロジェクトの概要を知りたい場合は「Wiki96」アイコンをクリックします。ドキュメントが表示され、プロジェクトの概要や更新履歴、各種情報を知ることができます。

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▲追加ソフトをインストールすることができる「Package Manager」も存在します。

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▲「Terminal」を実行したところです。ファイル一覧は「dir」ではなく「ls」で表示できます。

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▲スタートメニューをたどってプログラムを実行することもできます。プログラムは「Accessories」「Developer」「Network」などのカテゴリごとに分類されています。

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▲「Report Bug」アイコンをクリックすると、不具合を見つけた場合のバグ報告を行うことができます。プロジェクトに貢献したい場合「Wiki96」のトップページに存在する「Contribute」ボタンを利用します。

まとめ

Windows 96は、ブラウザ上でWindows 95風のユーザーインターフェースを再現したWebサービスです。機能を忠実に再現しているというものではありませんが、画面の雰囲気はWindows 95に近いものとなっています。

Hacker Newsでは、Windows 96や、Windows 95時代のコンピュターやオペレーティングシステムに関する議論が行われています。興味のある方はこちらもどうぞ。

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