Windows Defenderの定義ファイルの更新により、Windows 10で「sfc / scannow」が正しく動作しなくなる不具合が報告されていることがわかりました(BleepingComputer、Softpedia)。
「sfc」はシステムファイルチェッカーと呼ばれ、システムファイルの整合性のチェックを行うWindowsの標準コマンドです。問題が発生している環境では「sfc / scannow」が普通に起動するものの、最終的には以下のメッセージで失敗したように見えるとのことです。
英語環境:
Windows Resource Protection found corrupt files but was unable to fix some of them. For online repairs, details are included in the CBS log file located at windir\Logs\CBS\CBS.log. For example C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log. For offline repairs, details are included in the log file provided by the /OFFLOGFILE flag.
日本語環境:
Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした。
オンライン修復の場合、詳細は次の場所にある CBS ログ ファイルに含まれています
windir\ Logs\CBS\CBS.log (たとえば C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log)。オフライン修復の場合、
詳細は /OFFLOGFILE フラグによって指定したログ ファイルに含まれています。
メッセージに表示されたファイルを「fsutil hardlink list」コマンドによって調査したところ、問題のファイルは実際には破損していないとようです。
DISMコマンドで修正可能か
今回の不具合はWindows 10の累積アップデートに原因はなく、Windows Defenderの定義ファイル1.297.823.0に原因があると見込まれています。
以下のDISMコマンドを管理者プロンプトで実行することで問題が解決する模様。
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
本当にWindows Defenderの定義ファイルが不具合の原因だとすると、Windows Update経由で自動的に修正されることになりそうですが、それまで待てない場合試してみるとよさそうです。