Microsoftは現在、Windowsから無駄な部分をそぎ落とした軽量のオペレーティングシステム「Windows Lite(またはCore OS)」を開発中ではないかとみられています。
Windows Liteは、従来2019年中の発表が期待されていたのですが、計画の遅れによって、5月6日から開催される「Build 2019」でも情報は公開されず、発表が2020年にずれこむのではないかと予想されていることがわかりました(MSPoweruser)。
Windows Centralによると、Windows LiteはまだWin32アプリを実行できず、これが大きな遅れの原因になっている模様です。OSに不可欠な存在であるEdgeが、従来のものからChromiumベースのものに移行したことも悪影響を与えているとのこと。
Windows LiteはWindows 10のようなISOベースのOSではなく、ファームウェベースのOSとなるそうで、リリース前にプレビュー版が公開されない可能性があるようです。今年の夏から広範囲の内部テストが実施され、2020年の早い次期に、デュアルスクリーンのCentaurusラップトップデバイスに搭載される形で一般公開されるとみこまれています。