Microsoftは4月23日(現地時間)、Windows Package Manager(winget)の新バージョンv0.3を、Windows Package Manage Insider program参加者向けに公開しました(Neowin)。新バージョンでは、インストールされているパッケージのリストをエクスポート、インポートする機能が追加されたほか、いくつかの便利な機能が追加されています。
エクスポート機能は実験的な機能として位置づけられていて、有効にするにはwingetの設定コマンドを実行し、開いたJSONファイルに以下を追加します。
"experimentalFeatures": { "export": true },
有効にすると「winget export ファイル名.json」コマンドを使用して、現在インストールしているパッケージのリストをJSONファイルに書き出すことができます。また別のPCでパッケージ一覧をインストールしたい場合には「winget import ファイル名.json」を使用できます。
IT管理者がグループポリシーの管理に使用することができる.admxと.amdlが含まれています。
その他試験的な機能として、インストールされたアプリのリストを表示することができる「winget list」、パッケージを更新することができる「winget upgrade」、アプリをアンインストールすることができる「winget uninstall」などのコマンドが追加されています。
Windows Package Managerチームは、今後要望の高い機能に焦点を当てていく予定で、ZIPファイルや、パッケージの依存関係、PowerShellのサポートなどを計画しているとのことです。