Windows Server 2022 KB5034129でEdgeやChrome、Firefoxで白い画面が表示されクラッシュする不具合が発生

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Pexels photo 3103199

Microsoftが先日公開した、Windows Server 2022向けの月例更新プログラムKB5034129を適用した環境で、Microsoft Edge、Chrome、FirefoxなどのWebブラウザや、Adobeソフトウェアが正常に動作しなくなる不具合が報告されていることがわかりました(Windows Latest)。

不具合が発生している環境では、ChromeやEdgeを開いた際、真っ白な画面が表示され、CPU使用率が高くなったり、ログにGPU関連のエラーが記録されていることがあるとのこと。

不具合はブラウザのエンジンが異なるMozilla Firefoxにも関係し、フォーラムの情報によると唯一の解決策はレジストリの、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options 以下に存在するchrome.exeキーを削除する方法だとのことです。

レジストリエディタで上記のキーを削除するか、または以下のコマンドも有効です。

reg.exe delete "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\chrome.exe" /f

chrome.exeをchrome_test.exeなどにリネームする方法でも、再び正常に動作するようになり、修正後に再起動は必要ありません。

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KB5034129やKB5034439では、その他インストールが正常にできないといった問題や、エラーコード0x80070643が表示されるという問題が報告されています。0x80070643は回復パーティションのサイズが小さい場合に表示されるエラーコードで、手動で回復パーティションのサイズを増やすことで回避できますが、複雑な手順が必要であるため、Microsoftが提供予定の修正パッチのリリースを待つ方がよいかもしれません。

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