Microsoftは1月24日(現地時間)、Windowsターミナルのプレビュー版「Windows Terminal Preview 1.17」および、安定版の「Windows Terminal 1.16」をリリースしました(Windows Command Line)。最新版はMicrosoft Store(1、2)または、GitHubのリリースページを利用してインストールすることができます。
v1.17ではWindows 11のバックグラウンドマテリアルである「Mica」をサポートしています。Micaはテーマとデスクトップの壁紙を取り込んで、外観を作り出すことができる動的なマテリアルで、背景の壁紙を一度だけキャプチャしてビジュアライゼーションを作成する、パフォーマンスを重視した設計となっています。
▲Micaが有効となったWindows Terminalの画面。少し分かりづらいですが背景の赤い壁紙の色を取り込んでいます。
フォルダの追加やセパレータの追加、プロファイルの追加などが可能なドロップダウンメニューのカスタマイズ機能が導入されています。特にプロファイルを整理するのに便利な機能で、現段階ではsettings.jsonファイルを編集することでカスタマイズすることができます。
その他、プロセスが終了した後、Ctrl+D キーでそのペインを閉じ、Enter キーで再立ち上げできる機能の追加や、起動位置のパラメータのサポート、カラースキームページの更新など多くの変更が行われています。
不具合の修正や、細かな変更も行われており、詳細は公式ブログで確認可能です。
