2014年4月9日をもってサポート期間が終了したWindows XPですが、なんと有志の手によって最新の非公式版サービスパック「Service Pack 4」が開発中であることが判明しました(ryanvm.net、ZDNet、Neowin、WinBeta)。現在ベータ版のテスト中で間もなくRC版が公開されるとのこと。
この非公式SP4を開発しているのはギリシャの開発者のharkaz氏で、自分自身を含む、古いPC用のWindows XPを他のOSにアップグレードしたくない人のために、昨年2013年9月から開発されてきたものです。
SP4は、Windows XP SP1以降の環境にインストール可能。基本的にWindows XP向けのアップデートをひとまとめにしたもので、インストール用のメディアを作成することもできます。このパッケージは以下のようなものを含んでいます。
- 多くのWindowsコンポーネントのアップデート(MCEやTabletなども含む)
- リクエストされた多数のhotfix。
- Microsoft .NET Framework 4.0, 3.5, 1.1 , 1.0(Tabletだけ)
- 組み込み用のPOSReadyエディションのアップデートをスキャンする能力。
非公式サービスパックをどこまで信頼できるかという問題があるので、実際に適用する場合は事前の調査が必要になりそうですね。評判が良さそうで、かつ自分の管理しているマシンだったら使ってみてもいいかなという気もしますが…。