Microsoftが先日、月例更新の一貫として公開したWindows 10の累積アップデートにWindows Media Playerのシークバーが動かなくなる不具合が含まれていることがわかりました(Softpedia)。
今回の不具合は11月14日に公開されたWindows 10用の全ての累積アップデートに影響していて、Version 1809用のKB4467708、Version 1803用のKB4467702、Version 1709用のKB4467686、Version 1703用のKB4467696、Version 1607用のKB4467691、RTM用のKB4467680のそれぞれの既知の不具合に以下のような内容が追加されています。
不具合の症状は「アップデートをインストールした後、特定のファイルを再生するとWindows Media Playerのシークバーが使用できなくなる場合がある」というもので、Microsoftは問題解決にむけて作業をおこなっており、次回のリリースで修正版を公開する予定だと説明しています。
なお配信が再開したWindows 10 Version 1809に関しては、上記の累積アップデートを適用した後でも、Radeon HD2000とHD4000シリーズのGPUが動作しなくなる問題や、Trend Microのセキュリティソフトを使用している場合に発生する互換性の問題、 F5 VPNクライアントでネットワーク接続が失われる問題、iCloud for Windowsが正常に動作しない問題、割り当てられたネットワークドライブに接続できなくなる問題など、多数の不具合が存在することがわかっていて、不具合が発生する環境に関してはアップグレードをブロックする対応が行われています。
詳細はWindows 10 Version 1809のWindows 10 update historyページで確認可能です。