MicrosoftがWindows 10の次期バージョンに向け、不要な機能を大胆に削除したWindows 10の新バージョンの開発を取り組んでいることがわかりました(MSPoweruser)。
Twitterで@tfwboredom氏が指摘した情報で、軽量化版Windows 10と思われる「Windows 10 Lean」のインストーラが、Windows Insider ProgramのSkip Aheadビルド 17650と共に提供が開始されたとつぶやいています。
Welcome to Windows 10 Lean/CloudE/S (once again?)
This new edition started shipping with this week's Skip Ahead build (17650)
It seems to be heavily cut down, an x64 clean install is roughly 2 GB smaller than Pro
Its edition ID is 0xB7 which was missing from SDK headers pic.twitter.com/2Sn3SVXeZB— Lucan (@tfwboredom) 2018年4月20日
Windows 10 LeanのインストーラーのサイズはWindows 10 Proより2GBほど小さく、Windows 10で標準的に提供されてきた壁紙や、CD/DVDドライバー、RegEditのようなアプリが含まれていないとされています。ただし付属していないアプリの動作が制限されているわけではなく、他のWindows 10エディションから例えばRegEditをコピーして実行することは可能な模様。
デフォルトでWindows 10 S Modeが有効になって起動するようですが、レジストリ設定などで確認するとWindows 10 CloudEとしても識別されているようです。
MicrosoftがWindows 10 Leanをどのように取り扱う計画なのか詳細は不明ですが、仮想マシンや低コストマシンなどCPUパワーが不足した環境での利用を想定したバージョンということなのかもしれません。