Microsoftは現在、2019年冬の正式公開を目指し、Windows 10用の新しいターミナルソフト「Windows Terminal」を開発しています。
先日はMicrosoft Storeでプレビュー版のページが発見されていたなか、Microsoftが21日、正式にWindows Terminalのプレビュー版を公開したことを発表しています(公式ブログ)。
公開されたプレビュー版はまだアクセシビリティ機能が欠如しているなど全ての機能が実装されているわけではありませんが、Windows 10 Version 18362(1903)以降の環境で無料でダウンロードすることができます。
以下実際にダウンロードしてみました。
デフォルトのシェルはPowerShellですが、「+」アイコンの右にあるメニューを利用し、コマンドプロンプトやWSLのシェルを表示することができます。
▲コマンドプロンプトの場合。
▲WSL(Ubuntu)の場合。
▲設定画面は今のところ存在せず「profiles.json」の編集画面が開きます。プロファイルを利用したテーマやキーバインドの設定方法は、公式ブログで説明されています。
Windows Terminalはモダンなオープンソースのターミナルアプリで、タブやUNICODE、GPUを利用した高速なテキストの描画、カスタムテーマ、スタイルなどをサポートしています。Windowsの弱点であったターミナルを補完するソフトとして多くの開発者の期待を集めそうです。