Microsoftのオペレーティングシステム「Windows XP」のものとされるソースコードがインターネット上に流出していることがわかりました(MSPoweruser)。流出したソースコードはWindows XPのものだけではなく、Windows Server 2003など以下に示すOSが含まれている模様です。
- Windows XP
- Windows Server 2003
- MS DOS 3.30
- MS DOS 6.0
- Windows 2000
- Windows CE 3
- Windows CE 4
- Windows CE 5
- Windows Embedded 7
- Windows Embedded CE
- Windows NT 3.5
- Windows NT 4
ソースコードは米国のインターネット掲示板4chanなどで拡散されていて、コンテンツ全体のサイズは43GBという膨大なサイズのようです。ソースコードが本物かどうかはまだ確認できていないようですが、ソースコードの調査を開始したセキュリティ研究者もおり、また各種メディアはリークに関してMicrosoftに問い合わせを実施しています。
The Windows XP SP1 source code leak looks pretty legit
Thanks to @RoninDey for confirming https://t.co/A2Ap1fKX5x
— Greg Linares (@Laughing_Mantis) September 24, 2020
Windows XPやWindows Server 2003は非常に古いOSですが、それらのソースコードが流出することは、セキュリティ上の大きな懸念材料になると考えられます。Windows 10のようなモダンなOSのなかにも、Windows XP時代のソースコードが遺産として残されているためで、ハッカーはソースコードを調査し、Windows 10でも悪用可能なバグを発見するために利用することが考えられます。