Microsoftは2日、ニューヨークで開催された#MicrosoftEDUイベントにて、Windows 10の新たなエディション「Windows 10 S」を発表しました(MSPoweruser、slashdot)。
Windows 10 Sは、これまでWindows 10 Cloudという名前で噂されていたバージョンで、Chromebookに対抗する安価なWindows 10デバイスに搭載される予定となっています。
機能的にはWindows Storeからダウンロードしたアプリだけが実行可能で(UWPアプリの他、ストア経由で配信されるWin32アプリも可能)、それ以外の場所からダウンロードした、いわゆる野良アプリは実行できないという差別化がほどこされています。
また起動が高速だったり、USBメモリに設定を保存して他のPCに差し直すだけで設定を復元できる教育機関向けの機能も搭載されています。
通常版Windows 10へのアップグレードは49ドルで可能で、Acer、Asus、HP、Dell、東芝といったメーカーから189ドルスタートの安価なデバイスが発売される予定となっています。