
MicrosoftがWindows 11のパフォーマンス改善に向けて、新たに「Low Latency Profile」という機能を準備していると報じられています。
Low Latency Profileは、アプリを開く瞬間や、スタートメニュー・コンテキストメニューの描画時など、短い処理の山場だけCPUのクロックを引き上げ、処理を高速化する仕組みです。
これによりアプリの起動は最大40%高速化し、スタートメニューやコンテキストメニューの描画も約70%高速化するとされています。いずれも Windows 11 の「もっさり感」としてよく指摘されてきた部分だけに、体感できる改良となりそうです。
Low Latency Profile は、Microsoft が内部で進めている「Windows K2」というパフォーマンス改善プロジェクトの一部です。Windows K2にはWindows 10 と比べて遅いとされがちなUI応答性を底上げする狙いがあります。
バッテリーへの影響は?
CPUを高速で動かす場合に気になるのがバッテリー消費ですが、今回の仕組みは1〜3秒程度の短いブーストにとどまるため、影響は限定的とされています。Windows 11側が必要な場面だけ自動で発動し、無駄な発熱や消費電力を抑える設計になっているとのことです。
すでにプレビュー版で利用可能(ただし非公式)
最新の Windows 11 プレビュー版では、すでにこの機能が内部的に存在しており、ViVeTool を使えば有効化できるとの報告もあります。
If you want to try out Low Latency Profile in recent Insider builds and see if it makes any difference, enable these feature IDs:
LowLatencyProfile: 60716524
LowLatencyProfileForApplicationLaunch: 61391826 https://t.co/VW4xXmGdEa— phantomofearth 🌳 (@phantomofearth) May 7, 2026
未発表機能のため、動作は保証されませんが以下のように実行します。
vivetool /enable /id:60716524,61391826
まとめ
Windows 11の「Low Latency Profile」は、短時間だけCPUを積極的に使うことで体感速度を大幅に改善する新しいアプローチです。アプリ起動やUIのもたつきが気になっていたユーザーにとって、大きな恩恵となりそうです。
[via Windows Central]
