最近 Windows 7 を再インストールする機会があり、「仮想ドライブソフト」に何を選べばよいのか迷ってしまいました。
MacやWindows 8では、ISOファイルをマウントする機能がOSに組み込まれているので何も問題はないのですが、Windows 7の場合、サードパーティ製のソフトを自分でインストールする必要があります。
ずっと、Alcohol 52%というフリーソフトを使っていたのですが、今回インストールしようとするとある問題が発生したので新しいソフトを探すことにしました。
Alcohol 52% Free Editionの問題とは
Alcohol 52% Free Editionの問題とはずばりこれ↓
インストールしようとするとNorton Internet Securityで、ウィルスとして検出されてしまうことです。
おそらくAlcohol 52% プログラム本体の問題ではなく、インストーラーにまぎれこんでいるアドウェアの問題ではないかと思うのですが、気持ち悪ことにかわりはありません。
検索してみると、Microsoft Security Essentialsでもウィルスとして検出されるらしいので、ノートン側の問題である可能性は少ないと思います。
以前のバージョンはこのようなことはなかったのですが、残念ながら今回は使用するのはやめることにしました。
Virtual CD-ROM Control Panelは64ビット非対応で使えない
次に検討したのは、MS公式ツールとして話題になった「Virtual CD-ROM Control Panel」です(窓の杜)。
MS公式ということで期待しましたか、このソフト致命的なことに、64ビット版OSに非対応なので、自分の環境では使えません(Windows 7 64 bit)。ソフトの出来自体もあまり良いとはいえないようです。
ということでパス。
結局「Virtual CloneDrive」を選択した!!
いろいろ探しまわったあげく、結局「Virtual CloneDrive」を使うことにしました(ダウンロード)。
理由は、
- フリーソフト。
- 一応会社が公開しているものなので信頼できそう。
- ネットの評判もそこそこ良い。
- アップデートされている(最新バージョン5.4.7.0は、2013/07/24日公開)
といったあたりです。
機能的にも、ISO / BIN / CCD をサポートし、最大8台までの仮想ドライブを作成可能。関連付けもできるということで必要十分です。
タスクトレイ
タスクトレイにアイコンが常駐して、そこからISOのマウント/マウント解除が可能です。
右クリック
右クリックからマウントすることもできます。
ドライブレターの変更
仮想ドライブのドライブレターはWindowsの「コンピューターの管理」から変更可能です。
まとめ
ISOファイルのマウントぐらいOS本体でできてほしいところですが、Windows 7に新機能が追加される可能性は低いので、自分でなんとかするしかありません。
「Virtual CloneDrive」は過不足なく使えるよいソフトだと思います。Alcohol 52%のかわりを探している人はチェックしてみてください。