Windows 8リリースに伴い、今まで曖昧だった仮想環境利用時のライセンス使用条件が厳格化されました(パーティション分割と仮想化を併用した際のライセンスについて)。
4つのケースに分けて丁寧に解説されています。例えばMacにWindows8をインストールする場合以下のようになります。
- ケース1: BootCampを使ってWindowsをインストールする場合。1ライセンス必要。
- ケース2: 仮想環境(VMware FusionやParallelsなど)にWindowsをインストールする場合。インストール台数分のライセンスが必要。
- ケース3: BootCampと仮想環境を併用する場合。BootCampの1ライセンス+仮想環境のインストール台数分のライセンスが必要。
- ケース4: BootCampと仮想環境(BootCamp領域直接呼び出し)を併用する場合。BootCamp1ライセンス+仮想環境の1ライセンス=2ライセンス必要。
ケース4のところが厳しくなっています。「本ケースに関しては、お問い合わせの増加に伴いライセンス条項の解釈を 2012 年 10 月に見直しております。2012 年 12 月 31 日までは従来の解釈に基づいてライセンス認証の手続きを運用し、2013 年 1 月より本解釈にて運用を開始いたします」ということ。いままではアクティベーションでこけても電話認証を使えば1ライセンスでいけていたパターンだと思いますが、これができなくなりました。電話サポートのコストもバカにならん…ということでしょうか。