Wine開発プロジェクトは1月18日(現地時間)、LinuxやmacOSでWindowsアプリケーションを動作させることができるソフトウェア「Wine」の最新安定版「Wine 7.0」をリリースしました(公式ニュース、Phoronix)。
Wine 7.0は、約1年間の開発期間を経てリリースされたWineのメジャーバージョンアップ版で、9,100 以上の変更点が含まれています。
主な新機能は以下の通りです。
- 大部分のモジュールのPE(Portable Executable)フォーマットへの変更。
- テーマサポートが改善し、バンドルされたテーマでよりモダンな外観を実現。
- HIDスタックとジョイスティックのサポートが大幅に改善。
- 新しいWoW64アーキテクチャ。
その他、内蔵アプリのHiDPIサポートの改善や、OpenCLサポートの更新、VKD3D 1.2のサポート、Apple Silicon(Apple M1)のサポートの改良、プラグアンドプレイドライバの改善、Monoの更新、ユニコード14のサポート、WinRTの改善など多数の変更が行われています。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。
タイトル | Wine 安定版 | |
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公式サイト | http://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2051-wine-stable | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェア。Linux/Macに対応。 |