WinScript - Windows 11や10から無駄なアプリを削除することができるオープンソースツール

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Windows 11やWindows 10には多くの「無駄」なソフトウェアが含まれていると批判されることがあります。

また、Microsoft EdgeやCopilotなど、OSの機能の一部として提供されているソフトウェアは通常の手段では削除することはできません。

本日紹介する「WinScript」は、Windows 10および11用のカスタムスクリプトを作成するために開発されたオープンソースツールです。無駄なソフトウェアの削除、プライバシーの強化、パフォーマンスの改良などを行うスクリプトが含まれていて、お気に入りのアプリをワンクリックでインストールすることもできます。

以下、WinScriptの主な機能です。

  • デブロート: Windowsブロートウェア、CoPilot、Edge、OneDrive、プリインストール機能を削除する。
  • プライバシー: Windowsやサードパーティの遠隔測定やデータ収集、トラッキング、アプリへのアクセスなどを無効にする。
  • パフォーマンス: バックグラウンドサービスを手動に設定してリソースを解放し、お好みのDNSを設定し、一時ファイルをクリーンアップする。
  • アプリのインストール: Chocolateyを通じて、ワンクリックでお気に入りのアプリをすべて同時にインストールできる。

使用方法を説明します。

WinScriptの使用方法

WinScriptの実行ファイルをGitHubからダウンロードします。アプリは、Windows Defenderによって危険なソフトウェアだと判定されることがあるそうですが、作者はこれは誤判定で、WinScriptで作成したスクリプトがシステム設定を変更する可能性があるためだと説明しています(自己責任にてお試し下さい)。

右クリックから管理者として実行すると次のような画面が表示されます(一般ユーザーでも起動することはできますが、その場合スクリプトを実行できません)。

▲各機能はサイドメニューで分類されて提供されています。ツール、デブロート、プライバシー、テレメトリー、ゲーム、パフォーマンスなどに分類されていて、例えばデブロートを選ぶと、Windowsに組み込まれたアプリや、各種機能、CopilotやEdgeなどを削除することができます。

▲「View Script」を選ぶと、実行するスクリプトを事前に確認することができます。チェックして問題なさそうならば「Run」ボタンをクリックして実行します。

スクリプト実行前に復元ポイントを作成することができます。

▲黒い窓が開き、スクリプトが実行されます。

まとめ

WinScriptを使って、Windows 11や10の無駄を省き、パフォーマンスを改良することができます。オープンソースツールですし、実行されるスクリプトを事前に確認できる点も安心できますが、重要なシステムで実行する前には事前にテストすることをおすすめします。

タイトル WinScript
公式サイト https://github.com/flick9000/winscript
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7807-win-script
説明 Windows 11や10向けのカスタムスクリプトを作成することができるツール。
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