多くのプログラミング言語から利用できるクロスプラットフォームのGUIフレームワーク「wxWidgets」のメジャーアップデート版 「wxWidgets 3.0」 がリリースされました(MLアナウンス、slashdot)。
バージョン 3.0 はメジャーバージョンアップだけあって様々な新機能が追加されています。アナウンスされている新機能は以下の通り。
- より簡単に使えるようにするためのUnicodeサポートの大幅な完全。
- 32bit/64bit両方をサポートするMac OS Xのための新しいCocoaベースwxOSXポート。
- 新しいwxGTK3ポート。Broadway (HTML5)サポートを含む。
- wxWebViewを使ったネイティブwebレンダリングエンジンへのアクセス。
- wxWidgetsに新しいプロパティgridとribbonライブラリが追加。
- standard library クラスと相互運用性の改善。
- 完全に改善され読みやすくなったマニュアル。
- デバッギングサポートの改良。
やはり、Unicodeサポートの改良とか、wxOSXの追加なんかが目玉機能でしょうか。これからますます流行りそうな予感ですね。