Windows XP時代に生まれたサードパーティ製アンチスパイウェア「xp-AntiSpy」が、Windows 11向けとなって現代に甦っています。
Winpilotの作者によって、新しく生まれ変わったアンチスパイウェアは「xd-AntiSpy」と呼ばれています。xpからxdへと名前が変わっていますが、この新しい名前にはeXtreme Defenseという意味が込められているそうです。オリジナル版はC++で書かれていましたが、こちらはC#で書き直されています。
オリジナル版と同様に、xd-AntiSpyを使用することで、広告やMicrosoft Edgeの特定の機能、遠隔測定などのような「スパイウェア」機能、ブロートウェアを無効にすることができます。
記事執筆時の最新版は「xd-AntiSpy 4.0-4b Stable」で、次のようなリリースノートが掲載されています。
The little tool has now entered its stable phase. I've rewritten all the features from my old C++ version into C#. If you're missing anything from the classic XP-AntiSpy, feel free to submit a feature request. Just a heads-up: I've got localization covered and will be rolling out translations in upcoming versions. The nostalgic look of XD-AntiSpy – don't let it fool you, it's intentional – is paired with smart features. And don't worry, Clippy from Winpilot won't be bothering you here anymore.
この小さなツールは今、安定期に入りました。以前のC++バージョンからすべての機能をC#に書き直しました。XP-AntiSpyに欠けているものがあれば、遠慮なく機能リクエストを提出してください。また、ローカライゼーションにも対応し、今後のバージョンで翻訳を提供する予定です。XD-AntiSpyのノスタルジックな外観は、意図的なものです。また、WinpilotのClippyはもうあなたを悩ませることはないのでご安心を。
実行ファイルはGitHubからダウンロード可能です。
[via Neowin]