Microsoftは、Windows 11へ広告機能を導入しユーザーからの批判を集めています。
現在はまだMicrosoftの自社製品の広告に留まっているようですが、スタートメニューや設定画面など、常に目に入る場所に広告が表示されるのはあまり快い体験とはいえません。また、Windows 11では、OSの診断情報を含めたさまざまな情報が、自動的に送信されれていることも指摘されています。
本日紹介する「xd-AntiSpy」は、これらWindows 11の不要機能を簡単に無効化することができるオープンソースツールです。
XP時代の伝説的アンチスパイツール「xp-AntiSpy」を、Winpilotの開発者Belim氏(Builtbybel)がWindows 11向けに作り直したもので、XDには「eXtreme Defense」という意味が込められています。
以下使用方法を説明します。
xd-AntiSpyの使用方法
xd-AntiSpyの実行ファイルをGitHubからダウンロードします。
zipファイルは2つあり、xd-AntiSpy.zipはクラシックなUIのもの、xd-AntiSpy_modern.zipはモダンなUIのものとなっています。
モダン版の画面は以下の通りです。デフォルトでは英語で表示されますが、「Install language」から日本語をインストールすれば、日本語で表示されます。
▲設定にチェックを入れ「設定を適用」ボタンをクリックすると、その設定が有効になります。設定は以下のようなカテゴリに分類されています。
- 広告ブロック
- AI/CopilotとRecall
- Microsoft Edge
- プライバシー
- Gaming
- システム
- タスクバー
どのような変更を行ったかを記録しておきたい場合、「エクスポート」機能でで現在の設定をjsonファイルに書き出すことができます。設定は「インポート」既往を使って読み込むことができ、他のPCで同じ設定を適用したい場合にも便利です。
なおクラシック版のUIは以下の通りです。
まとめ
xd-AntiSpyを使えば、Windows 11の不要機能をワンクリックで無効化することができます。セキュリティが気になる方や、Windowsを少しでも軽くしてパフォーマンスを改善してみたい方は試してみる価値があると思います。その場合、元に戻せるように事前に設定のバックアップを作成しておくことをおすすめします。
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タイトル | xd-AntiSpy |
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| 公式サイト | https://github.com/builtbybel/xd-AntiSpy | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7789-xd-anti-spy | |
| 説明 | Windowsの不要機能を無効化することができるスモールユーティリティ。 |
