「OS X 10.10 Yosemite」ではSpotlight検索がこれまで以上に強化されて、以前から検索可能だったファイルなどの情報に加え、Wikipedia、Map、News、Bing、App Store、iTunes Store、iBooks Store、Top Websites、Moview showtimesなど、様々な情報が検索できるように機能強化されています。
しかも検索を起動すると画面の真ん中に表示されるように。
これを見てAlfredっぽいなと思った人は私だけではないのでしょう。YosemiteでSpotlightがここまで強化されたら、Alfredはどうなってしまうのかという疑問に対し、Alfred開発元がブログで「Alfred and OS X 10.10 Yosemite」という声明を発表しています。
目的が違うんだよね
ブログによると、Alfredの開発者は次のように述べています。
Spotlightの主な目的は、ファイルや、あらかじめ決められたWebソースの小さな部分を検索するためのものです。一方、Alfredの主な目的は、システムコマンド、iTunesのミニプレーヤー、1Passwordのブックマーク、ターミナル統合、カスタマイズ可能なユーザーが作成するワークフローなど、Mac上の生産性を高めるものです。これらの特徴は、Alfredをあなた独自のニーズにあわせて形作ることを可能し、フリー版またはPowerpackを使っているかによって変わらないでしょう。 実際、我々はいくつかのとても特別で、本当に素晴らしい新機能に取り組んでいて、あなたがたは今後数ヶ月のうちに伝え聞くできるでしょう。あなたたちを興奮させることができると思うと伝えるのを待ちきれません。
ということで、Spotlightの主な目的は(Yosemiteでも)検索であり、ワークフローはじめさまざまな機能が使えるAlfredと直接競合するものではないとい主張しています。
確かに、Alfred最大の売りであるワークフロー的な機能は進化版Spotlightにも実装されていないので、Alfredが廃れてしまうといったことはなさそうですね。終わりに新機能の公開まで予告されていたので、ユーザーは期待して待ちましょう。
Alfred
カテゴリ: 仕事効率化
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