「DVDリッピング違法化」、「違法ダウンロード刑事罰化」などを含む著作権法の改正案が、本日15日の衆議院で可決されたようです(INTERNET Watch)。
「DVDリッピング違法化」では、DVDリッピングソフトを販売や配布を行うと刑事罰の対象になるみたいです。私的複製も違法になると。
DVDなどを複製するプログラム・装置を提供することが規制され、違反者には刑事罰が科せられるほか、技術的保護手段を回避して行う複製は、私的使用目的の複製の範囲外となり、認められなくなる(刑事罰はなし)。いわゆる“リッピング違法化”。コピーガードなどの技術的保護手段が用いられていないCDなどの私的複製については、違法化の対象とはなっていない。
「違法ダウンロード刑事罰化」のほうは、著作権ありの音楽や動画をダウンロードしたとき刑事罰になるよう罰則が強化されます。
具体的には、1)私的使用の目的をもって、2)有償著作物等の著作権または著作隣接権を侵害する、自動公衆送信を利用して行うデジタル方式の録音または録画を、3)自らその事実を知りながら行って著作権または著作隣接権を侵害した者は、4)2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金に処し、またはこれを併科すること。
「ダウンロード罰則化の反対勉強会」なども行われていましたが、全く影響なく、あっけなく可決されました。今後もこの流れが強まりそうです。
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[...] 「違法ダウンロード刑事罰化」や「プロバイダーに導入予定の違法音楽ファイルを検出するシステム」を批判しているようですが、こんな日本人でも一般人は全然知らないであろう、マ [...]