GIMP開発プロジェクトは4月27日、GIMPの最新版「GIMP 2.10.0」を公開したことを発表しました(Phoronix)。現在公式サイトよりLinux版およびソースコードをダウンロードすることができます(記事執筆時macOS版、Windows版の実行ファイルはまだダウンロードできませんでした)。
GIMP 2.8が公開されたのが2012年の5月3日で、GIMP 2.10はそれ以来となる約6年ぶりの最新安定版ということになります。
GIMP 2.10の主要な新機能は以下の通り:
- 画像処理のほぼ完全なGEGLへの移植
- カラー管理がコア機能に
- 多数のツールの改良
- GEGLに移植された全てのフィルタのオンキャンバスプレビュー
- キャンバスの回転、反転、対照ペイント、MyPaintブラシサポートなどによるデジタルペインティングの改良
- 新しい画像フォーマットのサポート(OpenEXR, RGBE, WebP, HGT)や、既存フォーマットのサポートの改良
- Exif、XMP、IPTC、DICOMのメタデータ表示と編集
- 基礎的なHiDPIサポート
- 新テーマの追加
新機能の詳細はスクリーンショットつきでリリースノートに掲載されています。
タイトル | GIMP for Windows | |
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公式サイト | http://www.gimp.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2399-gimp-for-windows | |
説明 | UNIXで有名なGIMPのWindows版。 |