Microsoft、圧力を受け.Net 6ホットリロードの決定を撤回する

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Microsoftは数日前、ホットリロードのサポートを.Net 6から削除するという決定を行い、大きな論争となっていましたが、結局この決定を撤回することが明らかとなりました(MSPoweruser)。

ホットリロード機能は、アプリケーションの実行中にソースコードを変更すると、その場でコードの変更が反映される便利な機能です。Microsoftはオープンソースの.Net 6にこの機能を搭載する代わりに、Visual Studio 2022の有料機能として提供することを決定し、社内外から大きな反発を招いていました。

その後Microsoftはこの決定を撤回し、.NETのプログラムマネジメント担当ディレクターであるScott Hunter氏は次のように述べています。

First and foremost, we want to apologize. We made a mistake in executing on our decision and took longer than expected to respond back to the community. We have approved the pull request to re-enable this code path and it will be in the GA build of the .NET 6 SDK.

何よりもまず謝罪したいと思います。私たちは決定を実行する際にミスを犯し、コミュニティへの返答に予想以上の時間を要しました。我々は、このコードパスを再び有効にするプルリクエストを承認し、.NET 6 SDKのGAビルドに組み込む予定です。

With the runway getting short for the .NET 6 release and Visual Studio 2022, we chose to focus on bringing Hot Reload to VS2022 first. We made a mistake in executing on this plan in the way it was carried out. In our effort to scope, we inadvertently ended up deleting the source code instead of just not invoking that code path. We underestimated the number of developers that are dependent upon this capability in their environments across scenarios, and how the CLI was being used alongside Visual Studio to drive inner loop productivity by many.

.NET 6のリリースとVisual Studio 2022の開発期間が短くなってきたため、まずはVS2022にホットリロードを導入することに注力することにしました。この計画を実行するにあたっては、その方法に誤りがありました。スコープ化を図るために、そのコードパスを呼び出さないだけではなく、誤ってソースコードを削除してしまったのです。私たちは、シナリオを問わず自分の環境でこの機能に依存している開発者の数を過小評価していました。また、CLIがVisual Studioと一緒に使用され、多くの人がインナーループの生産性を向上させていることを知りました。

Microsoftがオープンソース・コミュニティの信頼を取り戻すことができるかどうかは、今後の展開が注目されることになりそうです。

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