(新しいOneNoteアプリのモックアップ)
Microsoftは8月5日、今後12ヶ月かけてWindows用のOneNoteアプリをアップデートしていく計画を明らかにしました(Neowin)。ビジュアルの刷新や、最新のペン・インク技術、新しいナビゲーションUIレイアウトオプションの導入が計画されています。
現在Windows用のOneNoteアプリは、Officeともにインストールされるデスクトップ版の「OneNote」アプリと、Microsoft Storeで提供されているUWP版の「OneNote for Windows 10」が存在します。WindowsとOfficeの進歩によりこの2つのアプリを統合することが可能となり、Windows上で1つのOneNoteアプリを提供することが可能になったとMicrosoftは説明しています。
今後はデスクトップ版のOneNoteに新機能が追加され、現在OneNote for Windows 10にしか実装されていない機能も取り込まれます。OneNote for Windows 10のユーザーに対しては、OneNoteアプリにアップデートするための招待状が2022年後半に送信される予定です。
なお、現在OneNoteアプリを使用しているユーザーは、特にアクションを起こす必要はありません。OneNote for Windows 10を使用しているユーザーに対しては、将来、OneNoteアプリに簡単に以降できる機能を構築する予定であるとのことです。ただし、今後OneNoteを導入する組織に対しては、デスクトップ版OneNoteの導入が推奨されています。
なお、Windows 11では既存の2つのOneNoteアプリが動作し、Windows 10からWindows 11にアップグレードした場合OneNoteアプリに影響はありません。Windows 11をクリーンインストールした場合、OneNote for Windows 10はデフォルトでインストールされていないものの、Microsoft Storeから無料でダウンロードすることができます。