PostgreSQL 14 Beta 1がリリース - さらなるパフォーマンスの改良など

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The PostgreSQL Global Development Groupは5月20日(現地時間)、オープンソースのデータベースソフト「PostgreSQL」の最新ベータ版「PostgreSQL 14 Beta 1」をリリースしました(公式ニュースPhoronix)。

PostgreSQL 14 Beta 1ではパフォーマンスを向上させるための作業が継続して行われており、データベースへ多数の接続を持つPostgreSQLシステムのトランザクションスループットが大幅に改善されています。B-treeインデックスのオーバーヘッドの削減(頻繁に更新されるインデックスを持つテーブルの肥大化を抑制する改良を含む)や、構築過程でデータを事前にソートできるようになるGiSTインデックスの改良も行われています。

並列化に関連した機能強化も行われており、並列シーケンシャルスキャンの全体的な性能向上が行われたのに加え、PL/pgSQLのRETURN QUERY文が並列性を持った問い合わせを実行できるようになったほか、REFRESH MATERIALIZED VIEWも同様にクエリの並列処理を使用できるようになりました。外部データラッパーを使用してリモートデータベースに問い合わせを行う際に、クエリの並列処理を活用する機能も導入されています。

その他、新しいマルチレンジ型の導入、VACUUM処理の改良、論理的なレプリケーションの改良、マイナーなセキュリティ強化も行われています。新機能の詳細はこちらで確認可能です。