Microsoft、Windows 10のドライブが破損する重大な不具合をひっそりと修正

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先月、Windows 10に、コマンドプロンプトやブラウザから特定のパスにアクセスすると、「ドライブのエラーを修復するためにシステムを再起動してください」というエラーメッセージが表示される、奇妙なバグが存在すると報じられました。

この不具合はWindows Insider Program参加者向けに公開されているWindows 10 build 21322でひっそりと修正されているものの、Windows 10の他のバージョンにはまだ存在している事が判明しています(Neowin)。

不具合の内容は、コマンドプロンプトで特定のパスに「cd」しようとすると、「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません。」と表示され、ドライブを修復するためにchkdskを実行するよう推奨されるというものです。低権限のユーザーでも実行可能ですが、ドライブは実際に破損しておらず、chkdskを実行すれば元に戻るとされています(ただし別のレポートではテストで1つのWindows 10インスタンスが起動できなくなったと報告されています)。

数日前に公開された最新のWindows 10 Insider Preview build 21322ではこの不具合は修正されており、パスにアクセスしようとすると「ディレクトリ名が無効です」というエラーメッセージが表示されるようになっています。

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Microsoftは現在、最新のWindows 10 プレビュービルド以外ではこの不具合を修正していませんが、特定のベンダーや企業は、問題のパスへのアクセスをブロックする対策を提供しています。例えば「Mozilla Firefox 85.0.1には「:$」へのアクセスをブロックする機能が存在し、OSRはパスへのアクセスを無効にする非公式パッチを公開しています。

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