Windows 10の大型アップデート「Windows 10 Spring Creators Update」は当初、4月10日(現地時間)に公開されると予想されていましたが、直前に不具合が発見されたせいで一般公開が延期されたと報じされています。このようななか、この大型アップデートのRTMビルドの変更や、名前の変更が計画されているのではないかとの情報が流れてるようです(Softpedia)。
まずRTMビルドに関しては、これまで「Windows 10 build 17133」がRTMビルドであるとみなされており、Windows Insider ProgramのFast/Slow/Rerelase Previewの各リングに公開されたこと、およびインサイダービルドに累積アップデートが公開されたことがこれを裏付けているとされていました。ところがWindowsのビルド番号を収集するBuildFeedは、「Windows 10 build 17134」を発見し、これがRTMビルドになる可能性があると指摘しています。
We can confirm 17134 exists, it's a little brave to start announcing it as new #Windows10 RS4 RTM though. (The full string will appear sooner or later on BF)
Who knows what is going on in the minds of MS at this stage. https://t.co/j3pid2BYii
— BuildFeed (@buildfeed) 2018年4月12日
BuildFeedはまた大型アップデートの名前に関しても「Spring Creators Update」が使われず、Microsoftが他の名前を選択する可能性があると指摘しています。この根拠は不明ですが、Creators Updateが使われるとすると今回で三回目となるため、そろそろ他の名前になるのではないかとの主張が以前からあったのは確かです。
アップデートの延期によってRTMビルドが変更されるのか、また名前が何になるのか、これまでよりもさらに注目を集めそうです。