オープンソースでWindows互換OSを作ってしまおうという野心的なOSプロジェクト、ReactOSの最新版 「ReactOS 0.3.16」がリリースされています(ニュース、Phoronix)。
0.3.16の最も大きな変更点として挙げられているのは、CSRSSの完全な書き直し。shell32の修正も最初の段階(ファーストステージ)に到達しているということです。他に、テーマのサポートや、RTL8139ネットワークドライバーの追加、最近のバージョンのQEMUの仮想NICのサポートが追加されるなど様々な変更が行われています。
ReactOSではKickstarterでキャンペーンを行っていて、クラウドコンピューティングを目的とした商用OSの開発も目指しているようです(Thorium Coreというらしい)。こちらもチェックしてみてください。