本日ニコニコ生放送で行われた会見にて、第3回将棋電王戦の第2局に出場するソフト「やねうら王」がソフト差し替え前のバージョン(棋力向上が行われていないバージョン)で、第2局を戦うことが明らかになりました(ニコニコインフォ、ITmedia)。
ドワンゴの川上会長は、ソフト差し替え問題に対し「ソフトの動作の安定性を重視し、差し替え後のソフトで対局」することを決定したもの、「自ら設けたルールを無視した、誤った判断」であったと述べています。やねうら王開発者の磯崎元洋氏や、日本将棋連盟理事の片上大輔六段なども会見したようです。
ソフトの差し替えが行われた3月1日移行の佐藤紳哉六段の研究が無駄になってしまう可能性はありますが、これにて一応決着したということで、3月22日には気持よく対局していただきたいと思います。はたしてどのような結果が待っているのでしょうか。