1980年から1985年にかけ、大衆向けのゲーム機として8bitコンピューターが大きな普及を果たしました。日本ではファミリーコンピューターが1983年7月15日に発売されて歴史を作りましたが、世界の流れはどのようになっていたのでしょうか。
本日紹介する「8Bit Computers」は、その時代を彩ったアタリ、コモドール、任天堂といった企業がどのようなコンピューターを作成していたかを知ることができるWebサイトです。
作者のGiovanni Giorgi氏は、80年第半ばイタリアで過ごしていた11歳の少年で、入手したモドールコンピュータによって、その後の人生を大きく変えることになります。当時の経験を整理するためにこのドキュメントを作成したと説明しています。
目次
PongからNESへ
8Bit Computersでは、レトロコンピューターの歴史を、世界で初めてヒットしたテレビゲーム「Poing」から振り返っています。
Atariや、Commodore、Apple IIといった代表的なゲーム機の特徴や、アタリショックと言われるビデオゲーム業界の大不況、その後のファミコン(NES)によるビデオゲームの復権の様子などを詳しく知ることができます。
レトロゲーム機向けのゲームを作成するための情報も掲載されています。
日本と比べて海外の捉え方はどうだったのか、当時の情報に詳しい方がみても新たな発見があるかもしれません。作者はCovid 19の大流行により自宅に引きこもっていた間に、このドキュメントをリニューアルしたそうです。