さまざまな文字列を効率良く検索したり、置き換えたりする際に使用される「正規表現」。
さまざまなツールやプログラミング言語でサポートされていますが、正規表現を正しく使いこなすためには、それなりの経験値が必要となります。
今回、この正規表現を英語から自動的に作成してくれるWebサービス「AutoRegex」が公開されています(Hacker News)。
今話題のOpenAIの「GPT-3」を使用し、英語から正規表現を生成するサービスだと説明されています。
目次
英単語でもいけるかも
AutoRegexを使用するにはアカウントを作成する必要があります。
初期状態は「English -> RegEx」が有効になっており、上部のテキストボックスに英語を入力すると、正規表現が出力されます。ボタンを押すとその逆の動作となります。
▲例えば「eight numbers」と入力した場合。
▲「telephone number」と入力すると電話番号に対応した正規表現が表示されました。
▲「ip address」でIPアドレスに対応した正規表現が表示されます。
▲「url」では複雑な正規表現が表示されました。
▲「image url」と入力した場合。
表示されたURLが正確なものかどうかは保証されないため、使用するまえに検証することが推奨されています(この場合 https://regex101.com/ のようなオンラインサイトも便利です)。
開発者はフリープロジェクトとして維持するために寄付を募っています。
まとめ
AutoRegexで表示される正規表現は、必ずしも正確なものとはいえないようですが、経験者にとっても正規表現を思い出す(思いつく)ためのヒントとして活用することができそうです。