WordPress開発チームが、組み込みデータベース「SQLite」を公式にサポートするための開発作業を進めていることがわかりました(Hacker News)。
WordPressは規模や複雑さに関係なく、あらゆる種類のサイトに使用することができるように設計されていますが、データベースとして、MySQL/MariaDBを必要とし、小規模なシンプルなサイトで使用するには適していない面もありました。データベース専用サーバーが必要となることから、コストやインストールの複雑さが増加していたのです。
組み込みデータベースSQLiteは、この問題を解決するために最適で、PHPさえ動けばデータベースサーバーなしに、、WordPressを動かせることができるようになります。
現在のSQLiteサポートコードは、sqlite-integrationプラグインのフォークであるhttps://github.com/aaemnnosttv/wp-sqlite-db/blob/master/src/db.php からコピーされたものとのこと。9月末から始まった作業が現在まで着々と進められています。
プラグインではなく、WordPress CoreでSQLiteがサポートされることで、これまでよりもさらにさまざまな環境で、WordPressが動作可能となりそうです。