Firefoxのデフォルト検索エンジンがMicrosoftのBingになる日が近づいているのかもしれません。
Firefoxを初めとしたWebブラウザは検索エンジンと提携し、デフォルトの検索エンジンに設定する見返りに手数料を得ています。例えばMozillaやAppleは、FirefoxやSafariのデフォルトの検索エンジンをGoogle検索にすることで、Googleから手数料を得ることができるのです。
これらの契約がどちらも2023年の後半に切れるため、Microsoftが検索シェアを拡大するための計画を検討しているとThe Informationが報じています。
この報道によると、MicrosoftはBingをFirefoxブラウザのデフォルト検索エンジンにするための入札を計画しているとのこと。現時点では詳細は不明ですが、この動きはBingのシェアを拡大し、Google検索の圧倒的なリードを崩すための第一歩になるかもしれません。
Microsoftはさらに、Safariのデフォルト検索エンジンとしてBingを採用してもらうことで、Googleに打撃を与えることも可能とされています。
長い間、Web検索といえばGoogle検索一強の時代が続きましたが、Bingチャット等のAIシステムによって、Bingが一気に攻勢をかけている印象があります。
[via gHacks]