さくらインターネットが5月25日より提供開始した「さくらのクラウドシェル」を使用してみました。
さくらのクラウドシェルはWebブラウザから使用できるオンラインのシェル環境で、開発者向けの環境がインストールされているため、すぐに利用することできます。基本機能は会員登録なしで利用可能で、会員IDを利用することでアクセス制限を緩和することができます。
Python、Ruby、Node.jsといったプログラミング言語や、VimやEmacs、tmux
、zsh、Ansible、Terraformなどの開発ツールがインストールされています。
さくらのクラウドシェルの使用方法
さくらのクラウドシェルを使用するには以下のURLをWebブラウザで開きます。
「無料で試す」ボタンをクリックすると以下のようなポップアップが表示されます。
▲さくらインターネットの会員IDを持っている場合は「会員IDで利用する」を、会員IDを持っていない場合は「すぐに利用する」をクリックします。
シェルが起動します。「すぐに利用する」の場合、画面上部に「認証なし」と表示されます(「会員IDで利用する」を選んだ場合は、その会員IDが表示されます)。
▲RubyやPythonなどのプログラミング言語を実行したり、EmacsやVimといったエディタを実行することができます。ホームディレクトリには「README-cloud-shell.txt」というファイルがあり、使用方法が簡単に説明されています。
クラウドシェルはブラウザから利用可能なシェル環境であり、
あなたのリソースを効果的にマネジメントできます。
また、エディタといくつかのプログラミング言語もインストール済みなので、
ちょっとした時間にアルゴリズムを考えて試すこともできます。本サービスは認証なしまたは会員認証によってご利用いただけます。
認証なしでご利用する場合は全ての通信やボリュームが制限されますが、
会員認証を行うとその一部が緩和され多様な使い方が可能になります。ボリュームはサービス終了後にリセットされるため、
作業に用いた秘密情報が外部に流出することはありません(セキュア!)。
(以下省略)
ボリュームはサービス終了後にリセットされるため、データが外部に流出することはないとのこと。
まとめ
ブラウザから無料で利用できるシェル環境「さくらのクラウドシェル」を使ってみました。手元に環境がなく、ちょっとした動作確認を行いたい場合に便利に使えそうです。